今回は総勢10名の先生方にご参加をいただきまして誠にありがとうございました。
また、活発なご質問をいただき楽しく過ごすことができました。
今回は「根尖部透過像を有する初回治療」(はじめての根管治療)をテーマとして
・上顎大臼歯MB2の出現率
・上顎大臼歯MB2の探索法
・上顎大臼歯MB2の拡大形成
・上顎大臼歯MB2の解剖学的形態
・上顎大臼歯口蓋根へのマネジメント
・攻める治療、守る治療の選択基準
など基本的なことを小板橋先生(前橋市開業)がケースを通じてプレゼンをさせていただき、
・根尖部透過像を有する初回治療の勘所
・根尖部透過像を有する患者への説明
・基礎疾患を有する患者への配慮
・根尖部透過像の有無による意思決定の選択肢
・根尖部透過像の有無による作業長の設定の選択
・根尖部透過像の有無による作業幅径の設定
・根尖部透過像の有無による拡大形成の選択基準
・根管充填法の選択基準
など臨床に即した解説を新谷先生(高崎市開業)がケースを通じて提示し、より実践的な質疑を交えました。
・下顎小臼歯の解剖学的形態
・下顎小臼歯の診査診断
・下顎小臼歯の治療オプション
・下顎小臼歯の意思決定
・下顎小臼歯のアクセスオープニング
・下顎小臼歯の拡大形成
・経過観察の項目や観察のスケジュール
など、普段見逃されがちな基本的事項を高橋先生(伊勢崎市開業)がケースを通じてプレゼンをさせていただきました。
次回より、クローズドな環境で不定期に開催する予定となっております。ご興味のある先生方はメンバーに連絡をとっていただくことで参加することは可能ですのでご連絡お待ちしております。
また、今後はオープンな活動として、今までよりさらに世界標準の歯内療法(根管治療)の認知度向上を目指しまして活動を行ってまいります。これは専門医のスタディクラブである、PESCJに所属する(東京以外の)関東在住のPESCJ認定歯内療法専門医によるセミナーを通じて、 関東・甲信越圏の根管治療などをはじめとする歯内療法の社会的認知度の向上を主な目的としております。
詳しくは「ペンエンド関東支部会」へお願い申し上げます。