今回は総勢11名の先生方にご参加をいただきまして誠にありがとうございました。
また、雨の中大変お疲れ様でした。
今回は
「外科的歯内療法」
をテーマとして通常のコンベンショナルの治療後に治癒へと向かわない歯を救う最後の手段としての治療について、
症例検討会とディスカッションをしました。
まず、
今回から今年PESCJを終了された、小野里先生(前橋市勤務)が
『小臼歯中心結節の破折からの細菌感染による歯髄壊死のケース』
を発表していただきました。
ディスカッションの内容としては、
・中心結節を見つけた時の対処方法
・ラバーダムをかけた時のアクセスの勘所
・形成号数と充填方法の勘所
・透過像が大きく見られる時の充填方法
・経過観察のデンタル撮影
・補綴物のマージンチェックの方法
・歯根未完成歯の診査診断と治療について
について、メンバーや聴講の先生方から活発なディスカッションがおこなわれました。
次に、新谷先生(高崎市開業)が
『根尖から破折が生じていた歯内療法外科ケース』を通じてプレゼンをさせていただきました。
・外科的歯内療法の勘所
・デンタルの経過と着手時期
・CBCTの読影
・歯根端切除術の切断位置
・破折が見られた時の対処方法
・外科的歯内療法後に治癒しない場合の対応について
・経過観察の時のチェックポイント
・経過観察時のCBCT撮影の意味があるかないか
などについて活発なディスカッションが行われました。
次回は 2018/1/26(金) 19:30頃から開催予定です。
テーマは「外科的歯内療法 part2」です。
小板橋先生(前橋市開業)と高橋先生(伊勢崎市開業)が臨床ケースを通じてプレゼンをさせていただく予定です。
場所は参加人数により変更があります。
基本メンバー以外は自由参加で、制約などもありませんので、ご興味のある先生方はお気軽にメンバーまで連絡ください。